実家に必ずある植物


玄関にシェフレラ(カポック)を置いた。

和レトロ玄関

シェフレラといえば、田舎や親戚の家に行くと、必ず玄関に置いてあるイメージ。
ヘアサロンやカフェでもたまに見かけます。しかし、ショップのシェフレラはおしゃれなのに、実家のシェフレラはなぜ違うのだろう。
よく言えば趣があるというか、野趣あふれているというか、ノスタルジックというか、ええい言葉を濁してもしょうがない。
一言でいって、野暮ったい。
田舎臭い。

そう見えるのは、まわりの環境もあるのだろう。まずもって散らかっている。やたらと広い玄関に大量の植木、家庭菜園の道具、なぜか何足もある長靴、空の植木鉢、その植木鉢の中になにやら虫の死骸。同じ光景を去年も見たー。もしかして一昨年も見た-。
つまり数年間そのままなのである。

そんな玄関で、下駄箱の脇に押しやられ、古い家特有のガラス引き戸からの陽光をさんさんと浴び、元気いっぱいに乾燥している、たくましい植物。それがシェフレラ。

ここで勘違いしないで欲しいのは、なにも馬鹿にしているわけではないこと。
何を隠そう、吾輩は、その田舎っぽさが大好きなのである。

レトロなタイルの昭和の玄関に、民芸品と共に置かれたシェフレラ。
素晴らしいじゃないか。


和レトロ雑貨

そういうわけで、うちのなんともしまらない玄関にもシェフレラを。
しまらない原因は、たぶん傘立て。
傘がどんどん増えて困る。
写真には写らないようにしたけど、下のほうには紙ゴミもあるよ。

しかし、あるていどの生活感は許して欲しい。あんまり隙がないのも嘘くさいし。
素朴でいいじゃん。
散らかってる言い訳だけど。


あと古い家に必ずあると言えば、「金のなる木」。
実はこれが、なかなか見つからない。今どきの花屋にはオシャレな斑入り品種しか売っていなくて、昔ながらの花月は意外と手に入らない。
次は、ぜひとも「金のなる木」を見つけたいと思います。





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